performance「道」
performance「道」ができるまで
芸術家は人の心を救う大事な仕事
スポーツは奨励されているのに、
芸術は全く見向きもされない・・・。
どんなに頑張っても、今の日本ではゴールがない。
だから辞めるか海外に行くしかない。
勉強も人一倍頑張っていて、
その後みんなと遊びにも行かず
レッスンで静かに自分を磨く、
愛すべきひたむきなバレリーナたち。
「この子たちの努力を無駄にしてはいけない」
「芸術の持つ力を社会に認知させなくては!」
そんな熱い想いを持った三ノ上万由美先生が発起人となり
このプロジェクトはスタートしました。
明日死ぬかもしれないような
1番傷ついている人が、
1番アートに触れなければならない人。
皆さんには、信頼できる人はいますか?
裏切られたことはありますか?
自分を大事にして生きていくことがどれほど難しいかなんて、
みんな小さい頃から
いやというほど分かっていることと思います。
夢を持っていれば、なおのことです。
心も体も怪我をします。
でもアートは、
苦難を乗り越えたアーティストは、
それを凌駕する輝きを放ちます。
そしてそれは時に、
人の命を救うほどです。
わたしの人生も、
その美に生きる力をもらいました。
だから、恩返しがしたい。
だから、先生がたのこの意志に強く賛同しました。
国を本気にさせなければ。
今の日本は、海外では国が支援していることを
先生がた個人で支えている状態です。
これでは、とうてい状況は変わりません。
頑張っている子たちに、
夢を捨てさせてはならない。
信じるものがないのならば、
わたしたちが信じられる大人になれば良い。
そしてこの輪を広げて行きたい!
各お教室の先輩がたや先生がた、
またカンパニーで活躍しているプロのダンサーたちと
ステージやレッスンをともにすることにより
希望へと続く「道」を見出したい。
そして「道」とは、歩んだ後にできるもの。
繋いでゆくもの。
求めるもの。
performance「道」
には、そんな思いが込められているそうです。
人の心に届く、バレエという舞台芸術を目指して・・・。
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この素敵なお話を、
高田聰子先生がとても静かに、
エレガントにご教授して下さいました。
真の「美」とは、
ただはかなく脆いものではないと確信した瞬間です。
確固たる信念に支えられた優美さを持つのがバレエです。
「バレエほどの総合芸術は、神の領域」
と言われています。
何世紀も人類が守ってきた尊いものです。
福岡のバレエ業界でお仕事をさせて頂いて、
皆さんに出逢えて、心から光栄に思います。
お招き下さった先生がた、
その心をわたしに伝えて下さった先生がた、
美しい踊りを披露して下さったバレリーナの皆さん。
本当に有難うございます。
力の限り、皆さんが生み出した感動を伝えて参ります。
福岡を、芸術の都にしましょう。
・・・では、そのプロジェクトの第1弾になる
舞台のリハーサルや、ダンサーの皆さんを
これから少しずつご紹介させて頂きます。